この「軟部組織肉腫」という腫瘍は局所での再発の可能性は高いが
転移する可能性は低い腫瘍のようです。 また、抗がん剤や放射線治療に対して反応の出にくい腫瘍であり。 反応が出にくいということは、抗がん剤や放射線での治療が 効きにくく、もし転移もなく発生部位が取れる場所であれば 外科的な処置が望ましい腫瘍であるということです。 この腫瘍の発生部位は上肢や下肢、肩や首の周囲、躯幹が多いようです。 たむは ちょうど肩のあたり また、「軟部組織肉腫」とは軟部組織にできる悪性腫瘍の総称で、 発生源などの由来により「繊維肉腫」や「平滑筋腫」など名称が 異なるようです。 今回のたむの場合には特徴がなくがん細胞を特定することはできませんでした。 たむの場合は病理の結果から「粘液繊維肉腫や悪性神経鞘腫」 が考えられるようです。 もし悪性神経鞘腫の最悪の場合には神経系統を伝って転移し稀に 脊髄に転移するケースがあり、 その場合にはX線検査などでもわからないので、 体の麻痺など症状が出るまでは転移が判明しないそうです。 脊髄への転移が疑われる場合はMRIで判定するしかわからないとのことでした。 局部再発の場合には外科的な処置できる場所であればよいのですが・・・。 また、肺などの臓器への再発も完全にないわけではないとのこと。 現在、たむは転移もなく外科的手術で危険部位を取り除くことが できましたが、これで安心せず本当に今後も気をぬかず、 一層たむを見守っていかなければを思うのです。 脚一本なくした上に、再発なんてないように・・・・ 今後は、病理の結果マージンがマイナスだったこと、 血管やリンパへの転移がなかったことから 放射線や抗がん剤の治療の必要はなしとの判断です。 定期的に触診・X線で経過観察を行いましょうとのこと。 期間や頻度については半年、1年とそのつど検討して ゆくことになりました。
by tamutonton
| 2006-07-09 10:05
| たむ・病気〔がん〕
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