今回 たむ が罹ってしまった病気は
「軟部組織肉腫」という悪性腫瘍≪癌≫です。 最初にしこりが発覚した日に すぐその場で注射針を刺して細胞を摂取し 顕微鏡で細胞を見てもらった細胞診では、 悪い細胞とわかっても病名は特定できませんでした。 その摂取した細胞を病理に出し細胞の病理検査を してもらうということもできましたが。 たむの場合顕微鏡で見た限り悪性の可能性が高いとのことで、 より精度の高く確実な検査をしたほうがよいだろうとの判断で、 その日のうちにしこりの一部を切除し病理検査にかけました。 結果。 やはり悪性の腫瘍でした。 「軟部組織肉腫」という病名がついてきました。 病理検査のためにしこりの一部を削除したあとの、 腫瘍です。 毛が剃ってあるので腫瘍がとてもよくわかります。 こんなに大きくなっていたのに、 私は毎日毎日触っていたのに、 気づいてあげることができませんでした・・・。 ひざの上でまるくなるムーをなでていて、 ばっちりしこりをなでながら、触りながら 肩甲骨だとばかり思っていました。 >ばかです。 この腫瘍はまるで骨と間違うような硬さだったんです。 でも、毛を剃って腫瘍とわかって触ると、 やっぱり骨とは感触が違いました。 骨と肉の中間のような、ふにふにではなくしっかりとした塊。 表面も滑らかではなく、ぼこぼことするような感じもありました。 もっともっと、小さいうちに気づいてあげられたら 今回の断脚という処置は避けられたかもしれません。 肉腫を外科的な処置で切除する場合には 通常取り残しのないように安全のために腫瘍だけを とるのではなく、マージンが2.5cm~3cmはとる必要があるようです。 が、たむの場合には腫瘍が大きかったこともあり、 安全のため3cm以上のマージンをとって切除したと説明がありました。 ただ腫瘍の場所がちょうど肩甲骨の上だったので、 皮膚は最大のマージンでとりましたが、 骨に腫瘍は移転していなかったので、 骨ごととることで筋肉の切除はマージンをとっても そんなに大きくなくて済んだようです。 今回の手術で断脚した前脚は、まるごと病理検査にだしました。 手術前日最後の四本足のむー 病理の結果など詳しい話は続きます。
by tamutonton
| 2006-07-06 17:23
| たむ・病気〔がん〕
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